【本阿弥光悦】黒茶碗 銘「源夜」高橋景業所持【江戸初期】
買取した品 | 【本阿弥光悦】黒茶碗 銘「源夜」高橋景業所持【江戸初期】 |
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買取した品の種類 | |
買取した住所 | 東京都小金井市 |
買取した日 | 2022年9月8日 |
皆さん、こんにちは!だんだんとピーク時の猛暑からは、随分と涼しくなってきましたね。いよいよ夏も終わりに近づいきて過ごしやすい気候にはなりましたが、ここ最近は台風が多く発生している影響で雨が続いています。今年は各地で水害などもありましたから、どうか皆さん、引き続き安全にお過ごしください。
さて、そんなわけで本日も世田谷代田店には、買取り査定依頼や骨董品・食器などが好きなお客様がいらしてくださいました。遺品整理・生前整理などのご相談も増えております。処分はしたくないけれど、管理が難しいという方は是非、大切な物がこれからも長く受け継がれていくお手伝いをさせていただけたらと思います。
では、日々買い取らせていただいている素敵な作品たちの中から、今回はこちらを早速ご紹介させていただきます。
【本阿弥光悦】黒茶碗 銘「源夜」高橋景業所持【江戸初期】
高さ 8cm 直径 11.6cm
光沢感のある美しい黒茶碗に富士が描かれている作品です。全体的には丸みを帯びながらも、胴体のカーブがスパッと斜面になっている箇所があったり、縁の部分も波を打つような洗練されたデザインが施されていたりと、全体的に"普通"に収まらない創造性に溢れています。
黒と言うと、お色味的にそれだけで強さがあったりしますが、形状や発色具合、デザインなど、あらゆる要素により、とても柔らかくて温かい印象を受けます。
茶碗の底部は、このようになっています。時代を駆け巡ってきた足跡が味わい深く残っているような渋みがありますね。
この素晴らしい作品を手掛けた作者【本阿弥光悦】を簡単にご説明いたします。
近衛信尹・松花堂昭乗と共に「寛永の三筆」の一人に数えられる工芸家です。彼の場合、ひとつの才能だけではなく、書家・画家・作庭師等と言った、それはそれは多彩なジャンルで才能を遺憾なく発揮さした誰もが認める天才です。桃山から江戸時代前期にかけて、大変ご活躍されました。時を越えても尚、今この時代にも、まさに彼のセンスを追い求める人たちは多いのではないでしょうか。
こちらの作品には、十四代永楽善五郎(得全)により、朝倉氏の家臣で桃山時代の武将「高橋景業」の所持品との極めがあります。高台脇には「光悦」の掻き銘もございます。裏千家十二代家元・又ミョウ斎(直叟宗室)の書附箱・聖護院門跡「岩本光徹」によって歌が詠まれた二重箱・黒柿製三重箱仕立てと言った、豪華なセットです。
いかがでしたでしょうか。今回もまた素敵な作品と出会わせていただきました。
是非、この感動を味わっていただきたいと思いますので、
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