【明治天皇御遺物・昭憲皇太后御下賜品・村瀬玉田】真筆 絹本着色『藤孔雀之図』大幅掛軸
買取した品 | 【明治天皇御遺物・昭憲皇太后御下賜品・村瀬玉田】真筆 絹本着色『藤孔雀之図』大幅掛軸 |
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買取した品の種類 | |
買取した住所 | 東京都世田谷区 |
買取した日 | 2022年5月12日 |
皆さん、こんにちは!またまた雨の世田谷代田です。さすがに気温は下がらなくなりましたね。カラッとした爽やかな晴れ間が待ち遠しい毎日です。そんな中でも沢山の方々にご来店いただき、ありがとうございます。
では、そんな本日も買い取らせていただいた数々の素晴らしい作品の中から、早速こちらの1点をご紹介させていただきたいと思います。
【明治天皇御遺物・昭憲皇太后御下賜品・村瀬玉田】真筆 絹本着色『藤孔雀之図』大幅掛軸
ご覧ください。大変立派な孔雀が描かれていますね!もっと近くでその素晴らしさを体感していただきましょう!
くちばしの先から1枚1枚の羽の細部まで本当に丁寧に繊細に表現されています。お色味もグラデーションを駆使しながら、沢山の配色で描かれていることにより、立体的で、まるで本物の写真のような迫力が感じられます。
四条派の伝統的な画技で、鋭く生き生きとした表情の孔雀。藤の老木の枝をしっかりと掴む佇まいは、今にも動きだしそうな力強さがあります。
1895年(明治28年)に京都で開催された「第四回内国勧業博覧会」に出品された後に、明治天皇へ献上されたという、まさに大傑作。奥ゆかしく高貴で、大変華やかな作品です。
さて、こちらの作者について、簡単にご紹介させていただきます。
「村瀬玉田」= 嘉永(かえい)5年4月8日 京都に生まれました。四条派の画家である「村瀬双石」に入門し、養子となる。その後は、横山清暉、塩川文鱗に師事。山水・花鳥画を得意とし、内国絵画共進会などで数々の賞を受賞されています。国外からも技術の高さとセンスを認められており、国内の博覧会だけにとどまらず「パリ万博・セントルイス万博・日英博覧会等」に作品を出品していました。京都から東京に拠点を移してからは、皇室御用画を制作したり内外の博覧会に出品するなどして、その才能を幅広く知らしめました。大正6年10月12日、66歳という若さでこの世を去っています。まさに、明治から大正時代を駆け抜けた日本を代表する画家の一人です。
そんな花鳥画の名手として、国際的な評価を博した近代四条派の大家の屈指の名作と呼ばれるのが、今回ご紹介させていただいた作品になります。誰もが納得の圧倒的美的センスと技術の高さですよね。
明治天皇の御遺物ということで、本紙上部に「大正元年先帝御遺物之章」の朱方印があります。付属の便箋には明治天皇崩御後に昭憲皇太后より下賜されたとの記述もございます。本紙と同じく「大正元年先帝御遺物之章」の朱方印が入った皇室の御所蔵箱付きです。落款、朱印あり。
一般には入手する機会が無く、限られた人物のみが拝見・所持できる、天皇家縁の大変価値ある御品とのことで、背筋が正されるような緊張感があります。
いかがでしたでしょうか。今回もまた素晴らしい作品に出会わせていただきました。
是非、この感動を味わっていただきたいと思いますので、
ご興味を持ってくださった方は、お気軽にお問い合わせください♩
皆さんのご来店を心よりお待ちしております!
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