【山田平安堂 七代呉籐友乗】日月煮物椀五客 共箱付 魯山人写し【宮内庁御用達】
買取した品 | 【山田平安堂 七代呉籐友乗】日月煮物椀五客 共箱付 魯山人写し【宮内庁御用達】 |
---|---|
買取した品の種類 | |
買取した住所 | 東京都中央区 |
買取した日 | 2022年3月30日 |
皆さん、こんにちは!今日は、ようやく春らしい陽気になりましたね!桜の見ごろも、もうじき終わりそうですね。
さて、引き続き沢山のお問い合わせ、ご来店ありがとうございます。今回も買い取らせていただいた作品たちの中から、早速こちらの【山田平安堂 七代呉籐友乗】日月煮物椀五客 共箱付 魯山人写しを皆さんにご紹介させていただきたいと思います!
こちらの作品は「北大路魯山人」という、極薄く作った木地に和紙を張りつけて漆を塗り重ねる「一閑塗」の技法を用いています。眩い輝きを放つ金箔と銀箔が厚みを持たせて作品の広範囲に贅沢に使われており、立体感と大変高級感があります!
コンセプトは「太陽と月」とのことで、まさしくリアルに表現されていますよね。美しい均等な円が全体にいくつも描かれていて、とても迫力がありますね!煮物椀の基調となる黒色が、金箔と銀箔をより一層引き立たせてくれるので、絶妙なコントラストを生み出しています。
さぁ、蓋を開けて中を覗いてみましょう!
茶椀の内側は蓋共にデザインすることなく、艶やかな黒一色。これが良いですね!内側までごちゃごちゃとデザインしてしまったら、くどいと言いますか、主役となる表面の上品で高貴な金箔と銀箔の価値を下げてしまいそうですもの。とても品があって全体的にすっきりとまとまっています。
次に、茶椀をひっくり返してみましょう!
底部には特に印字もなく、こちらも黒一色。しかし、金箔と銀箔で描かれた太陽と月が顔を覗かせているので、やはりこれ以上の色や絵は必要ないですね。
表題にも記載させていただきました通り、こちらの作品は「共箱付き」となっています。この箱がまた作品の時代をぐっと感じさせてくれて、良い味を出しています。そもそも木箱って、優しさを感じますし、時間の経過と共により一層温かみを帯びますよね。
この素晴らしい作品を手掛けた作者は【昭和の名匠】との名が高い【七代呉籐友乗】です。外務省や各国大使館にも漆器を収める、宮内庁御用達老舗 「山田平安堂」で取り扱われるのですから、言わずと知れた伝統芸術家です。簡単にご紹介させていただきます。
明治38年 石川県江沼郡山中町 生まれ。祖父、および父の「友乗」に師事。「呉籐友乗」とは、文政時代から続く漆工の名前です。
昭和31年 第3回 日本伝統工芸展初入選や、昭和43年 日本工芸会長賞受賞など、数々の賞を受賞。山中漆芸界の重鎮として活躍されました。また「線刻」と呼ばれる技法を創案したことでも有名です。
いかがでしたでしょうか。素晴らしい技術が引き継がれ伝統文化が守られ、素晴らしい美的センスによって形あるものとして現代の私達にまで感動を届け続けてくれています。だからこそ、この先もずっと作品が大切に受け継がれ続けていってほしいと願っています。
お祝いの席、豪華なホームパーティーなど、いつもより少し贅沢を味わう様々なシーンで、是非こちらの日月煮物椀を使われてみてはいかがでしょうか。もちろん、普段使いも良いかと思います。和室に一客飾るのもお洒落ですね。
是非、その目で直接ご覧いただき、お手に取って感動を体感していただきたいです!
ご興味を持ってくださった方は、お気軽にお問い合わせください♩
皆さんのご来店を心よりお待ちしております!
ほくゆう倶楽部では【無料相談・無料査定・無料出張買取】を行っています。
お電話・メール・LINEにて、いつでもお気軽にお問い合わせください♩
ほくゆう倶楽部を選ぶメリット
-
骨董品・美術品を適正価格で買取創業20年、経験豊富な鑑定士が在籍しております。最新の美術品市場相場に、業者取引相場を考慮したうえで査定させていただきます。全国に販売ルートを持っている弊社だからこその高額買取が可能です。
-
無理な買取はしないお客様が大切にされいていたお品だからこそご納得された上で買取させていただきます。無料査定を行っておりますので、まずは価値を知っていただき手放す判断材料にして下さい。
-
他社との比較歓迎他社の査定額にご不満の方、相見積りをお考えの方もお気軽にお問い合わせください。骨董品や美術品の出張査定も無料にて行っております。
-
遺品整理、片付けもできる一般の遺品整理、片付け業者が処分品として扱ってしまう物も鑑定士が立合いのもと行う弊社では、買取り対象となる事も多くございます。年間、100件以上の実績がございます。多くのお客様よりご好評いただいております。