【初代真葛香山】色絵風景図大花瓶【帝室技芸員】
買取した品 | 【初代真葛香山】色絵風景図大花瓶【帝室技芸員】 |
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買取した品の種類 | |
買取した住所 | 東京都世田谷区 |
買取した日 | 2022年2月16日 |
皆さん、こんにちは!最近、有難いことに買取りのご依頼が増えておりまして、本日も素敵な作品と巡り合うことが出来ました!日本国内には、昔から本当に素晴らしい芸術家の方々が沢山いらっしゃるのだなぁと、皆さんのお陰で感動の日々です。様々な作品に出会えば出会うほど、今の時代にまでこうして作品が受け継がれ続けているということこそが、本当に素敵なことだなぁと感じています。ということで、今回もいち早く皆さんにご紹介させていただきたく、慌てて文字を綴っています(笑)
まず、作者について簡単にご紹介させていただきますね!
「近代陶芸界の巨匠と言えば・・・・・!」
1842年生まれ、京都の陶芸家。明治の「三大名工」に数えられ、明治29年(1896年)には帝室技芸員にも選出されたのがこちらの作品を手掛けた【初代真葛香山】です。このお方も、やはり国内だけに留まらず、1876年(明治9年)のフィラデルフィア万博を筆頭に国内外の展覧会で名声を博し、国外では特に欧州の焼物に多大な影響を与えたとのことです。まさに、世界を驚愕させた焼物「マクズウェア」として、大変高く評価されたんだそうです!
「真葛窯」と呼ばれたそれは、明治から昭和初期にかけて、四代にわたる陶工により隆盛を極めていきました。しかし、残念なことに昭和20年の横浜空襲により、横浜に築窯していた真葛窯は元より、命脈を絶たれてしまいました。現在では「まぼろしの焼物」として、より一層価値ある作品として多くの人たちに知られているのだとか。
戦争を知らない時代に生まれ育った身としては、想像するだけでも本当に無念な形で大切なものが沢山失われていったのだと思うと、何とも言えない気持ちになり、胸が痛みます。戦争さえなかったら・・・と、もしもの話は意味がないですが、何かが途絶えたり消えてしまう理由に、もう二度と戦争というものがあってはならないと、改めて願うばかりですね。
ただ、こうして、その頃の時代を知らない私にでさえ、しっかりと作品が届いているという事実。こうして出会うことが出来ているのは、本当に良かったです。形あるものを、大切に丁寧に受け継いで、これからも沢山の人たちに愛され続けてほしいという願いでほくゆう倶楽部が存在しています。今回の作品も、この記事を見てくださっているあなたに、是非お手に取っていただけたら嬉しいです。
では、改めて、作品を一緒に見ていきましょう!
【色絵風景図大花瓶】
この作品の特徴は、ヨーロッパのエナメル彩に近いとされる、ガラス質の芸術的な釉薬を用いた絵付けがされている点!【初代真葛香山】と言えば、西洋絵画を連想させる作風が多い為、このように湖畔の風景図の構図と言うのは大変珍しく、とても貴重な作品と言えます。古典様式に囚われないその柔軟性と、国内外の人たちの心を掴む美的センスこそが、唯一無二の魅力と言えるでしょう!
どこから眺めても圧巻な表情を見せてくれるこちらの【色絵風景図大花瓶】ですが、それもそのはず!高さ42.5cm・直径35.5cmという、非常に大振りな器です!そして、このどっしりとしたフォルムに描かれた素晴らしい景色が、ダイナミックに心に訴えてきますよね。
是非、直接その目でご覧いただき、お手に取っていただきたい絶品だと、自信を持って言えます!
ご興味を持ってくださった方は、いつでもお気軽にご連絡ください♩
皆さんのご来店を心よりお待ちしております!
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