【画家・岸葉子】鳥のいる風景【油彩】
| 買取した品 | 【画家・岸葉子】鳥のいる風景【油彩】 |
|---|---|
| 買取した品の種類 | |
| 買取した住所 | 東京都世田谷区 |
| 買取した日 | 2020年9月16日 |
北海道札幌市生まれの画家「岸葉子」さんの作品【鳥のいる風景】を買い取らせていただきましたので、皆さんにご紹介させていただきます。
1946年に札幌洋画研究所で「三雲祥之助」氏に師事すると、その後1949年には全道展で北海道新聞社賞を受賞。すぐさま才能を発揮します。一貫して「裸婦像」を制作していましたが、1960年半ば頃に一時的に抽象画の作品を制作するようになります。
様々な作風を出品出展されいる岸葉子さんですが、そのどれもが難しくアクロバティックに描かれるようなものではなく「この絵は赤で、こっちの絵は、青だ！」と言った具合に、色味と同時に毎回のテーマや伝えたい事が明確な気がいたします。
今作品で言うと「青」がイメージカラーですよね。吸い込まれるような美しい青空。気持ちよさそうに鳥が飛んでいます。柔らかな絵のタッチと、無駄がないシンプルさに潔さも感じます。
かと言って、ただシンプルなのではなく、言葉にしたら滑稽になる程、とても繊細な人の心理と自分自身とを、自然と向き合わせてくれるような、そんな絵心を感じます。
まだまだ数ある全ての作品に目を通したわけではないですが、岸葉子さんの作品には、私たちが普段生活している何気ない情景を切り取った作風が多く見受けられます。だからこそ、親近感があるのかもしれません。その1枚に足を止め、自分なりに想像したり自己投影が出来たりするのだと思います。
岸葉子さんの絵が、素敵な時の中に連れていってくれる。感情と旅をする。
是非、あなたの日常にもいかがでしょうか！ご興味を持ってくださった方は、いつでもお気軽にご連絡ください♩
▼岸葉子
1925年 北海道札幌市 生まれの画家
1953年 全道展会員
1971年 春陽会会員
長年にわたり各種受賞歴多数したベテラン女流画家
現在はご高齢のため、作品を発表する機会が少ないのもあり、希少性の高い作品となっております
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