副島種臣 楷書一行書(付印)
2011年08月07日
- 副島種臣(そえじま・たねおみ 1828-1905)は佐賀藩出身。号は蒼海。大隈重信とは同窓。一つ上の西郷隆盛と共に征韓論を称え敗れて下野し、清国を漫遊し書の造詣を深めました。傑出した明治の政治家であり書家、漢詩人です。]
- 種臣は書家としての評価が近年とみに高まっています。この書は楷書で「慎小者必能致其大」を一行に書きます。小を慎むものは必ずよくその大をいたす。小さなことの積み重ねによって大きなことができるといった意味あいでしょうか。
- この書は一画一画が非常にゆっくりと書かれています。それは一画を引く中でゆれ動く線、にじみの様子でわかります。それが副島種臣の晩年の書の特徴ですが、ここでは全体に変化をおさえ落ちついた姿にまとめています。
- 落款は「副島種臣。」に「種臣之印」白文印、「書巣寓鶴」朱文印、「自有神」朱文印。一般にあらたまった代表作には「副島之印」白文印と「種臣」朱文印のセットが使われていますが、この書の場合は「種臣」の名のみの印と雅印を用いており少し略式の場での作と思われます。
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