【丹羽桃渓】下絵 松梅鶴亀蒔絵内斑梨子地竹牡丹文 文庫・硯箱【享和三癸亥年】
買取した品 | 【丹羽桃渓】下絵 松梅鶴亀蒔絵内斑梨子地竹牡丹文 文庫・硯箱【享和三癸亥年】 |
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買取した品の種類 | |
買取した住所 | 東京都千代田区 |
買取した日 | 2022年8月7日 |
皆さん、こんにちは!今日も比較的、過ごしやすい方でしょうか。曇り空なだけで、だいぶ体感温度が変わってきますね。引き続き、こまめな水分補給をしながら、油断せず充分ご自愛くださいませ。
さぁ、本日も、ここ最近買い取らせていただいた素晴らしい作品たちの中から、早速皆さんにご紹介させていただきたいと思います。
【丹羽桃渓(思恩堂)】下絵 松梅鶴亀蒔絵内斑梨子地竹牡丹文 文庫・硯箱【江戸時代後期・享和三癸亥年】
作者は、宝暦10年(1760年)生まれで、江戸時代中期から後期にかけて活躍されました、大阪を代表する浮世絵師の一人「丹羽桃渓(にわとうけい)」です。
島の内木挽町北之町に住んでいた作者は、蔀関月に絵を学び、後に絵本・狂歌本・読本・滑稽本・名所図会・絵手本・節用集・重宝記などの挿絵を多く描いたそうです。主要な作品には、天明6年(1786年)刊行の滑稽本『つべこべ草』(田宮橘庵作)などがあります。
さて、今回の作品は、幅41.5 × 32㎝ 高さ約16㎝ の文庫 / 幅約24.5cm × 22.5㎝ 高さ約4.5㎝ の硯箱になります。実寸以上にとても迫力があって、何よりも描かれた世界観がたまらなく美しいですよね。
それでは、作品に戻り改めてご覧いただきましょう。
まず、ベースとなる黒漆塗が艶やかで、その上に施された金銀蒔絵・梨子地、切金を駆使した松梅・草 花・鶴亀文様が更に高貴に映え渡っています。
では、次に作品の内側をいっきにご覧いただきましょう。
外側とはまた違った印象で、とても煌びやかな斑梨子地。蓋見返しには竹牡丹という、草花の優美な蒔絵が施されています。また、硯石には、鍍金唐草文彫の水滴、松竹梅蒔絵の筆・錐子が仕立てられていて、細部まで拘りぬかれた絶品です。大変豪華なセットですよね。
それぞれの蓋側面には「享和三癸亥年 思恩堂桃渓画」の銘が刻まれています。大変古い作品ということもあり、文庫・硯箱の蓋角に多少のヒビ割れや擦れ疵小疵・薄汚れ・漆のヒビなどなどございますが、その他に目立った傷はなく、作品の状態としましては、総じて大変良好だと思います。
いかがでしたでしょうか。今回もまた素敵な作品と出会わせていただきました。
是非、この感動を味わっていただきたいと思いますので、
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