【人間国宝・松井康成】ピンク×ブルーの練上湯呑【陶芸家】
買取した品 | 【人間国宝・松井康成】ピンク×ブルーの練上湯呑【陶芸家】 |
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買取した品の種類 | |
買取した住所 | 東京都世田谷区 |
買取した日 | 2021年5月25日 |
皆さん、こんにちは!日々、沢山のお問い合わせやご来店をいただき、本当にありがとうございます!お陰様で素晴らしい作品と巡り合えて、買取りというお仕事以前にとても幸せな気持ちをいただいています。今回もまた素敵な作品を買い取らせていただきましたので、是非いち早く皆さんにご紹介させてください♩
長野県北佐久郡本牧村(現:佐久市)生まれの陶芸家「松井康成」氏をご存じでしょうか。今回の作品を目にした瞬間、まず飛び込んできたのが、この素敵なグラデーション!一瞬にして心を奪われ、すぐさま好奇心のままに調べ始めました(笑)
こちらは「松井康成」氏の【流れ】という作品になります。まず始めに、彼の簡単な経歴からご紹介していきますね。
1969年に、第9回伝統工芸新作展奨励賞、第16回伝統工芸展初入選を果たすと、その後も数々の賞を受賞するなど、どんどん才能を発揮されていきます。1990年に日本陶磁協会賞金賞を受賞すると、その勢いは益々止まらず、1993年には、 重要無形文化財「練上手」保持者、いわゆる【人間国保】に認定されます。
※練上手とは:日本をはじめ、中国・朝鮮半島の古陶磁を幅広く研究していく中で、異なる色の土をおりまぜて模様を表現する技法の事。「松井康成」氏はこの技法の研究に研究を重ね、独自の芸術を磨いていった。
「松井康成」氏と言えば、やはり、冒頭の私の反応をされる方がほとんどではないでしょうか。天才的な色彩感覚と研鑽による作品がとても魅力的な陶芸家です。世界でも類を見ない、色鮮やかな色彩の練上技法を次々と生み出しては、作品を通じて人々に感動を与え続けた、唯一無二の芸術家と言えます。
湯飲みという概念、日本の伝統というところを良い意味で取り払い、独自の世界を遺憾なく発揮され世に広めたのが、この「松井康成」氏ではないでしょうか。ピンクとブルーの組み合わせの湯飲みは、初めてお目にかかりました(笑)しかし、違和感よりも、もはや芸術作品としてすんなりと受け入れた自分がいましたし、その圧倒的なセンスに惚れ惚れしてしまいました。口を付けるのが少々もったいないような、不思議な気持ちにもなりますが、手に取った瞬間から魔法にでもかかったように、まるで自分もお洒落なデザイナーにでもなった気分で、ワンランク上のセンスを持った生活を味わえそうな絶品です。
色合いだけならば、ここまで驚くこともないかと思いますが、この大胆なデザインこそが、この作品を目の当たりにし手に取った時に、躍動感・臨場感として飛び込んでくるので、より一層迫力のある魅力ある作品になっていると思います。
こちらの湯飲みを湯飲みとしてお使いいただくことは勿論ですが、こだわりのお部屋に一つ飾るだけでも、ハイセンスな日常空間に生まれ変われる事、間違いなしですね!
私は、この作品と出会ったことで、改めて表現の自由の素晴らしさと、少なからず無意識の内に固定概念に縛られていた窮屈な自分の思考回路に気づけました。もっともっと伸び伸びと自由に、私の中の「好き」と出会っていこうと思いました。
この記事を読んでくださったあなたにも是非、直接その目で見てお手に取って、この感動を体感していただけたらと思います。
ご興味を持ってくださった方は、いつでもお気軽にご連絡ください♩
▼松井康成 (1927年5月20日 - 2003年4月11日)
長野県出身の陶芸家。
重要無形文化財「練上手」保持者で人間国宝。
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