【画家・岸葉子】海辺の裸婦【油彩】
買取した品 | 【画家・岸葉子】海辺の裸婦【油彩】 |
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買取した品の種類 | |
買取した住所 | 東京都世田谷区 |
買取した日 | 2020年9月6日 |
北海道札幌市生まれの画家「岸葉子」さんの作品【海辺の裸婦】を買い取らせていただきましたので、皆さんにご紹介させていただきます。
1946年に札幌洋画研究所で「三雲祥之助」氏に師事すると、その後1949年には全道展で北海道新聞社賞を受賞。すぐさま才能を発揮します。一貫して「裸婦像」を制作していましたが、1960年半ば頃に一時的に抽象画の作品を制作するようになります。
ほくゆう倶楽部では、度々登場している岸葉子さんの作品です。すっかりファンになっています(笑)
以前にもご紹介させていただいた時に記しましたが、シンプルな作風且つ、毎回のテーマや伝えたい事が色味を含めて明確な気がいたします。
しかしながら、意図しているメッセージというのは、もちろんご本人にしか正解は分かりません。描かれた本来の意味を探るよりも、受け取り手が絵から自然と読み取れる自分との感性の会話が楽しいなと、毎回、岸葉子さんの作品に触れながら思います。
【海辺の裸婦】というタイトルからして、大胆であり、アダルトであり、描かれているものも勿論そのまま、海辺にいる裸の女性。
皆さんは、何を感じますか?真っ昼間でもない、真っ暗闇でもない、絶妙なトーンの情景に描かれているそれは、まさにこの女性の心模様を映し出しているようにも見えます。はたまた、作者の心理がこの女性を通じて込められているのでしょうか。包み隠さず心を開放しているのか、開放したいのか、心の闇に気づいてほしいのか。ありのままの自分である事への主張なのか。
女性というシンボルを大胆な絵に掲げていながらも、目を逸らしたくなるような卑猥さは全く無く、やはり岸葉子さんらしい、自然に私たちの日常に溶け込みながら、ただ真っすぐ純粋に訴えかけてくるような、良い意味で素朴な名作だと思います。
今回も私は、想像力の扉を一斉に開き、言葉が止まりません(笑)芸術の面白さを教えてくれる岸葉子さんの今作品【海辺の裸婦】を通じて、あなたも感情の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
是非、ご興味を持ってくださった方は、いつでもお気軽にご連絡ください♩
▼岸葉子
1925年 北海道札幌市 生まれの画家
1953年 全道展会員
1971年 春陽会会員
長年にわたり各種受賞歴多数したベテラン女流画家
現在はご高齢のため、作品を発表する機会が少ないのもあり、希少性の高い作品となっております
ほくゆう倶楽部では【無料相談・無料査定・無料出張買取】を行っています。
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