北魏李璧墓誌全搨本
2011年08月02日
- 北魏李璧墓誌全拓本(全搨本)は北魏520年の刻。李璧は老子の子孫で学問に精通し尺牘をよくしたとあります。書風は北魏の典型的な楷書。有名な張猛龍碑に似て楷書が生まれてきた時の力強く引きしまった書体は習うのに最適です。この拓本は戦前に採拓された字の損壊の少ない貴重な全搨本です。
- 墓誌の全体は約85×85センチ。これを軸装にしてありますのである程度の大きさになります。こうした中国の本格的なものは意外と洋間やコンクリート打抜きのモダンな部屋に掛けると合うというのが持論です。部屋にすてきな緊張感が生まれます。皆さんもぜひお試しになってはいかがでしょうか?
- 李璧墓誌は、一字一字の石に刻んだ技術が至らない所があるともいわれます。しかし茶陶のゆがみの美がわかる日本人としては「思」の点画のばらつきぐあいなど絶妙でたまりません(下図、画像をクリックすると大きくなります)。よく見るといろいろ不整形の美があり見あきないですね。棟方志功も見たらきっと喜ぶでしょう。
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